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ブックレビュー:勝間和代著 効率が10倍アップする新・知的生産術 -自分をグーグル化する方法-

勝間和代著 効率が10倍アップする新・知的生産術 -自分をグーグル化する方法-

 著者勝間氏の「無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法」や「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」とともに昨年12月初めから書店店頭を賑わしている書籍です。
 最近のベストセラー書籍として、多くのメディアで紹介されていますからご存じの方、既にお読みになった方も多いかも知れません。この本では情報の重要性と個人の行動改善をわかりやすく説明しています。
 どのようなツールを使って、いかに行動・思考すれば良質の情報をインプットでき、その結果として、良質のアウトプットができるかを著者の視点から具体的に説明してありました。また、デジタルツールとアナログツールの使い分けも上手く説明しているように思えます。
 効率的な時間の活用を重視し、質の良い情報吸収に努めるとした考え方は、私も同様の考え方を持り、そのように行動しているつもりでしたが、著者ほど徹底した効率的な生き方はできていないと自分自身を見つめ直すきっかけとなりました。

 難しい話はここまでにして、この本から得たことのうち、簡単に活用できることをご紹介しておきましょう。G-mail、グーグルカレンダーなどのインターネット検索エンジンGoogleの提供しているサービスの活用です。
 まず、G-mailですが使用料不要で約6000MBものメール用量があり、メールのタイトルだけでなく、本文の文書を含めて検索できる機能を持っています。ここに自分へ送られてくるメールを転送するようにします。(ほとんどのプロバイダーがメール転送サービスを提供しています。)また、メールを送信する際にはG-mailの自分のアドレスへB.C.C.でメールを送るようにします。このようにすることによって、送受信したすべてのメールの内容を後から簡単に探すことができるようになります。
 次に、グーグルカレンダーですが、こちらはWeb上で使える日程表とお考えになると良いでしょう。会社のパソコンで入力したものが、グーグルカレンダーにログインすることでご自宅でも外出先でも簡単に確認することができます。
 いずれも他の検索エンジン等でも似たようなサービスが提供されていますが、Googleの使い勝手が良いように感じました。

 Google活用以外にも色々なツールや情報の活用・収集方法などが書かれており、空き時間を活用して読む本にお勧めの一冊です。                

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ブックレビュー:野口悠紀雄著 モノづくり幻想が日本経済をダメにする ― 変わる世界、変わらない日本

 昨年秋に発刊された新刊をご紹介致します。
 小泉元首相がスローガンとして掲げた構造改革。これで本当に日本は変わったのだろうか。筆者は、この構造改革は名ばかりのものと評し、本当に変わるべきところが変わっていない表面的な構造改革であったとこの本で説いています。
 サブタイトルにある「変わる世界、変わらない日本」とはIT技術の進歩で、あらゆる物がボーダーレスで取引されることとなり、日本よりも低賃金国での受注が可能となり、国内産業の空洞化がより進むであろうことを書いています。
 タイトルでは「ものづくり幻想が・・・」となっていますが、金融業においても、現在のあり方の問題点を辛口で評しております。
 経済の中心が第三次産業へより移行していく中で、第三次産業においても国際競争の波にさらされることと競争力をつけるためにより生産性を高め、また、業態変更の必要性を説いております。
 経済評論家や「超」整理手帳で有名な野口教授の新刊は、必読のお勧め書籍です。

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ブックレビュー:大前研一著 「プロフェッショナル」

 3年前に発刊された本ですが、依然と書店に多く並んでおりましたので、この本をご紹介することにします。

 私が会計・税務や会社法のプロフェッショナルであるのと同様に、皆様方も経営や経理のプロフェッショナルであったり、技術者としてのプロフェッショナルでおられる訳です。

 では、「プロフェッショナル」とはどういう人のことを言うのでしょうか。単に、その職業で生計を立てている人のことではありません。
 大前氏はこの本の中で、プロフェッショナルとは、自分自身に対して厳しい姿勢で仕事に取り組み、一生技量を高めていく覚悟を持っている人であると言っています。(私は、まだまだ甘いと反省しました。)

 また、20世紀の常識とは全く異なる世界となる21世紀を生き抜くために必要な力として、先見する力、構想する力、議論する力、矛盾を適応する力についてそれぞれ章を設けています。
 特に、論理的思考の必要性や問題点の本質を捉える重要性についての主張は当を得ており、今後の社会を生き抜く上での大切なスキルを明快に説いてあります。

 大前氏の他の著書や雑誌の寄稿とも共通する内容が多いのですが、職業人としての意識を高めるには良書であると思います。

Our url:http://itoh-cpa.com/

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