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節税できる人と節税できない人

 所得税の確定申告業務で会計事務所が本格的に忙しくなるシーズンですが、節税できる人とできない人には共通点があるように思えてきました。

 節税できる人は几帳面な方ではないかと思えます。毎月々、いや日々の記帳を怠らず、経営状態を把握して、お金の使い方が戦略的とも言える計画的な設備投資をしたり、人材育成費用を投入されています。月々の会計処理をレビューしつつ、経営状況を拝見している会社では、経営者や経理担当者が几帳面で会計情報に敏感な会社が節税上手であることは言うまでもないことでしょう。
 所得税の確定申告で多くの方とお会いし、資料を拝見しておりますと医療費控除ひとつを取ってみても、几帳面な方は医療機関ごとに領収証を整理されているだけでなく、その交通費も丁寧に記録されています。節税効果は少額かも知れませんが、『塵も積もれば山となる。』が如く、家族全員(専門用語では『生計を一にする』と言います)の一年間の医療費を集計すると捨てたものではなくなるようです。また、このような方は他の資料の保管・整理も完璧ですから、税理士業務を行う会計事務所での所要時間も短く、確定申告料も安くでき、一石二鳥となっています。

 逆に節税できない人は、記帳がいい加減であったり、資料の保管・整理状況が悪く、費用とできるかも知れない支出も金額が確認できないことから必要経費(法人では損金)処理できない結果となりがちです。こんな方には、種々の税額控除や特別償却など適用することが非常に難しくなってしまいます。

 社会全体で見れば、税金も国や地方公共団体を通じて社会全体に使用される共通経費を負担していることになりますが、一個人、もしくは一法人ベースでみれば税金は基本的に見返りのない支出だけに無用な納税は避けたいものです。

http://itoh-cpa.com

 

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