やっと落ち着きました

 4月に更新して以来、何もこのブログに書き込みもせず、日々仕事に追われていました。どこの会計事務所でも3月決算は大変なのでしょうけれど、弊会計事務所は4月決算も事務所規模の割には多く、大変忙しい思いをしておりました。

 3月決算が早めに終われば、4月決算も順調に進むぐらいの件数なのですが、3月決算が5月末の申告期限いっぱいまで取りかかっていて、次に4月決算ですから休む間がないというか繁忙状態が続いてしまっています。

 本来なら、ここで落ち着くはずですが、5月決算はたった1社なのにこれまた4月決算以上に大変です。経理処理ミスの大変多い会社で決算作業の中で、修正を依頼しても正しく修正されず、誤って修正してくる会社なので非常に手間がかかってしまいます。

 何よりも、この会社の使用している財務会計ソフトウエアの使い勝手が悪く、データの検証に時間が掛かり過ぎるのです。O商会から販売されているスマイル●●●●という財務会計ソフトウエアですが、通常の会計ソフトウエアであれば、勘定科目を増やせば当然にその勘定科目が試算表に反映されるのですが、このソフトウエアは当然には反映されないようです。試算表に新たな勘定科目を認識させる設定をしなければならないようです。それも簡単な操作でできるものではない様子で、経理担当者の注意力不足もあって、試算表が示すべき数字を示していないことが多々発生しているソフトウエアです。

 このスマイル●●●●ですが、汎用データへのデータの書き出しも一部の帳票に限られており、エクセル等でデータを加工・検索することも容易にはできません。どう考えても、スマイル●●●●は経理実務のわかっていないプログラマーやSEがやっつけ仕事で作ったようなソフトウエアで、会計のプロの視点から見ると著しく使い勝手の悪いものでしかありません。

   スマイル●●●●の問題を云々したかったのではないのですが、この会社がスマイル●●●●ではなくて、まともな会計ソフト(例えば勘定奉行やPCA会計)を使ってくれていれば、5月決算たった1社のために7月のほとんどを費やすこともなかったように思います。

 スマイル●●●●の開発に携わった方がこれをご覧になっているなら、他の会計ソフトウエアの機能を十分に研究してから、改訂バージョンの作成に取り組んで頂きたいと願います。スマイル●●●●には他の会計ソフトウエアではできない機能として、貸借別々の摘要文が入力できるとか、管理会計の配賦基準を複数設定できる等の独自性も認められますが、こんなことに拘るよりも、基本的な機能を充実させるべきです。また、会計を理解できていないプログラマーやSEだけで企画するのではなく、会計のプロである公認会計士や税理士の意見も取り入れながら設計すべきではないでしょうか。

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ホームページ=リニューアル

 一昨日、帰宅途中の電車の中で居眠りをしていたら、寝違えたのか首に痛みが走るようになってしまいました。昨日は大した痛みではなかったのに、今日は仕事が手につかないほどの痛みだったので、痛みを堪えつつ事務所のホームページを少々リニューアルしました。

 丸二年ほど手を付けていなかったホームページでしたが、今年になって何度も手を加えているのですが、文字サイズが変だったり、配置がおかしいところを修正していると1日が過ぎ去ってしまいました。

 ホームページ作成ソフトを使えばよいのに、少しでもご覧になる方の表示が軽快になるようにとHTML(ホームページ作成用のプログラム言語)を使って修正作業をするので、思うとおりに配置・表示されなかったり、全くページが表示されない等、苦心惨憺の過程を経てページが生まれ変わっていきます。

 まだまだ、作成途上のままのページや見栄えが今ひとつのページも残しつつ、来週からは3月決算の決算・申告業務や会計監査業務に突入することなります。次の修正は6月以降になるのでしょうか。

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桜満開・・・時の流れは速いですね

080402_1245 つい先日、大阪で珍しく雪が降ったことをブログに書いた気がするのですが、気がつけば桜が満開になっています。今日、明日と週末はお花見で各地は賑わうことでしょう。

土曜日なのに、朝のJRは満員電車で大変でした。

今日は、公認会計士協会におかれている公認会計士試験合格者に対する研修制度である実務補習所で半日講義を致しました。10年余り、講師を務めているとは言え、日頃慣れない人前でのレクチャーですから、つい脱線話が多くなり、予定よりも少し延長してしまいました。

近年、講師をしているのはこの実務補習所の講師だけですが、私どもの会計事務所主催によるお客様を集めた税制改正や事業承継のセミナーができるような規模の会計事務所に早くなりたいものです。

情報発信という面では昨年春より毎月々事務所報を発行していましたが、とうとう先月は確定申告業務と通常の月次決算業務に追われて、事務所報を1ヶ月スキップさせてしまいました。この場を借りて、事務所報をお送りしている皆様にお詫び申し上げます。

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続 電子申告について

 平成19年分の所得税の確定申告と平成20年分の確定申告では、電子申告をするメリットとして5,000円の税額控除ができるようになっていることはご承知のことと思います。

 確かに5,000円の税額控除=節税になるわけですが、お住まいの市区町村の住民基本台帳カードを格納した電子証明書を取得しなければなりません。この手数料が1,000円かかるほか、これを発行してもらうのに役所によっては2回役所に出向く必要があり、1回で済む役所でも3時間以上の時間がかかるようです。

 5,000円の節税をするために、1,000円の費用がかかり、何よりも貴重な昼間の時間が半日つぶれてしまうことになるのでは、本末転倒、何をしているかわからないほどです。

 今回の確定申告で、当会計事務所では50件ばかり電子申告で確定申告書を提出しましたが、この5,000円の税額控除を使った方は3名に過ぎません。しかも、そのうち2名は勉強と練習のために電子証明書を取得した当事務所の職員と私です。

 行政の電子化を推進しようとされるのは良く解りますが、もう少し大きなメリットを与えないと電子申告への移行が早く進まないのではないかと思う今日この頃です。(電子申告をする場合、会計事務所経由であれば、会計事務所に電子証明書を読み込むリーダーがありますが、納税者自身で電子申告をする場合には、4~5,000円のカードリーダーを購入する必要があり、完全に赤字になります!!)

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私と音楽 第四話:ベートーヴェン作曲交響曲第5番「運命」

 会計事務所としての一つの繁忙期である確定申告業務の事後処理も終わり、ほっと一息つきました。3月決算の決算・申告業務までの嵐の前の静けさというか、繁忙期の谷間の平和を感じています。

 私のストレス鑑賞法の一つは音楽鑑賞ですが、忙しい日々の疲れを癒したい時に、元気を出すために私が聞いている曲をご紹介しましょう。曲そのものの解説は簡単にとどめ、この曲と私の出会い、また、なぜ元気を出すためにこの曲を聞いているかをお話致しましょう。

                                                     <出会い・・・お金がなかったから買ったベートーヴェンのLP (^_^;) >
 高校生になった頃、ある友人がクラシックのLPレコードは安いものもあると教えてくれました。確か、ポピュラーのLPが2,500円の頃に、1,000~1,500円ぐらいだったでしょうか。値段に釣られて何となく買ったのがベートーヴェンの交響曲第5番「運命」と第6番「田園」がカップリングされたLPでした。

<身体の芯が熱くなった>
 運命の第一楽章は有名なフレーズが何度も出てくるわけですが、美しい旋律の第二楽章、躍動感と不安に包まれる第三楽章、そして、明るい解決を示す第四楽章と音楽が進んでいったのです。当時、青年期特有の鬱蒼とした気分に支配され、将来の不安感の強かった私は、第四楽章にすごく勇気づけられました。
 「運命」は有名な「ジャジャジャジャーン!」だけではなかったのでした。第三楽章ではフーガ形式による同じ旋律の重なり合いで、悩みに悩んでいる様子を表現し、第四楽章で一気に意気揚々とした音楽に転換しています。音楽の時間での名曲鑑賞では「感動しますね」と先生に言われても何も感じなかったのですが、交響曲第5番「運命」を初めて聞いた時は、感動の余り身体の芯が熱くなったのを憶えています。暗い暗い三楽章の最後から、続けて演奏される第四楽章の冒頭の突然流れてくる壮大で明るいフレーズ、終わるようでなかなか終わらない長いエンディングに熱いものを感じたのです。
 この曲を書いた頃のベートーヴェンは耳がかなり聞こえなくなっており、他の個人的な悩みもあり、遺書をも書き記していた頃の作曲で自分自身とも重ね合わせて、この曲を書いたのではないかと思います。
 みなさんも気分の落ち込んだときには、是非ベートーヴェン作曲の交響曲第5番「運命」を聞いて元気を出して下さい。

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電子申告について

 電子申告制度が始まって、数年経ちましたが予想外に利用者が増えていない様子です。そのためか、昨年の初秋には事務所の所在地である北税務署幹部の方が当会計事務所までわざわざ来られて、電子申告への移行のお願いに来られました。会計事務所を開いて10年余りが経ちますが、税務署からの訪問を受けるのは初めてのことでした。ここまで監督官庁に依頼されて電子申告へ移行しないわけにはいかないだろうと思い、重い腰を上げたのは昨年の10月でした。

 今までは電子申告をしたとしても、これらの書類を税務署へ郵送する必要があり、電子申告をしたとしても通常の紙の申告書を提出するのとほぼ同じ手間がかかることから、電子申告の使い勝手は悪いものでした。それが、今年つまり平成19年分の所得税確定申告より、電子申告する場合には一定の証明書類(給与所得の源泉徴収票や生命保険料控除証明書、医療費控除の領収書等)の提出が不要となりました。

 これにより、かなり電子申告するメリットが増えました。最初は電子申告用のデータへ変換方法を間違えたり、税理士としての電子署名がうまくできなかったりと悪戦苦闘致しましたが、慣れると非常に快適でスムースに申告書を提出(送信)できました。

 今までは、税務署ごとに郵送するため、各税務署ごとにお客様の申告書を間違えないように分け、また、税務署ごとに全員の申告書が揃うまで郵送を待つことが多かったのですが、電子申告ですと、申告書が出来上がるとすぐに提出でき、本当に便利なのものでした。

 こんな風に書くとe-Taxの回し者のようですが、会計事務所としての効率化にも有り難い制度だと感じました。ただ、電子申告に移行するに当たって、従来使っていた所得税申告ソフトでは電子申告には使い勝手が悪く、別のソフトウエアを導入することにしましたが、この費用が非常に高くつきました。この費用のローンを払うために「確定申告疲れ」なんて言っている場合ではなく、あくせく働き続けなければなりません。頑張らなくっちゃ。。。

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私と音楽 第三話:協奏曲初体験

 趣味でアマチュア=オーケストラでチェロを弾き初めて、早3年が過ぎました。先月24日に所属するオーケストラアンサンブル京都の定期演奏会でベートーヴェン作曲のピアノ協奏曲第3番を演奏いたしました。メインプログラムはブラームス作曲の交響曲第1番だったのですが、サブメインで取り上げましたピアノ協奏曲の余韻が一週間経った今でも残っています。

 40歳前にして、チェロを始めアマチュア=オーケストラに参加させて頂き、3年間の間に7曲の交響曲をはじめ多くの曲を演奏させて頂きましたが、協奏曲は今回が初めてでした。ソリストとオーケストラの調和が求められるわけですが、ソリストの情熱が伝わり、これに負けないように演奏しようとすると、つい力んでしまいがちでした。

 ベートーヴェンのピアノ協奏曲は第5番と第4番をよく聞いていましたが、今回の演奏会で第3番も何度も聞き、また弾きましたので、交響曲とは違う協奏曲の曲の組み立てを知ることができ、有意義なものでした。

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節税できる人と節税できない人

 所得税の確定申告業務で会計事務所が本格的に忙しくなるシーズンですが、節税できる人とできない人には共通点があるように思えてきました。

 節税できる人は几帳面な方ではないかと思えます。毎月々、いや日々の記帳を怠らず、経営状態を把握して、お金の使い方が戦略的とも言える計画的な設備投資をしたり、人材育成費用を投入されています。月々の会計処理をレビューしつつ、経営状況を拝見している会社では、経営者や経理担当者が几帳面で会計情報に敏感な会社が節税上手であることは言うまでもないことでしょう。
 所得税の確定申告で多くの方とお会いし、資料を拝見しておりますと医療費控除ひとつを取ってみても、几帳面な方は医療機関ごとに領収証を整理されているだけでなく、その交通費も丁寧に記録されています。節税効果は少額かも知れませんが、『塵も積もれば山となる。』が如く、家族全員(専門用語では『生計を一にする』と言います)の一年間の医療費を集計すると捨てたものではなくなるようです。また、このような方は他の資料の保管・整理も完璧ですから、税理士業務を行う会計事務所での所要時間も短く、確定申告料も安くでき、一石二鳥となっています。

 逆に節税できない人は、記帳がいい加減であったり、資料の保管・整理状況が悪く、費用とできるかも知れない支出も金額が確認できないことから必要経費(法人では損金)処理できない結果となりがちです。こんな方には、種々の税額控除や特別償却など適用することが非常に難しくなってしまいます。

 社会全体で見れば、税金も国や地方公共団体を通じて社会全体に使用される共通経費を負担していることになりますが、一個人、もしくは一法人ベースでみれば税金は基本的に見返りのない支出だけに無用な納税は避けたいものです。

http://itoh-cpa.com

 

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ブックレビュー:勝間和代著 効率が10倍アップする新・知的生産術 -自分をグーグル化する方法-

勝間和代著 効率が10倍アップする新・知的生産術 -自分をグーグル化する方法-

 著者勝間氏の「無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法」や「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」とともに昨年12月初めから書店店頭を賑わしている書籍です。
 最近のベストセラー書籍として、多くのメディアで紹介されていますからご存じの方、既にお読みになった方も多いかも知れません。この本では情報の重要性と個人の行動改善をわかりやすく説明しています。
 どのようなツールを使って、いかに行動・思考すれば良質の情報をインプットでき、その結果として、良質のアウトプットができるかを著者の視点から具体的に説明してありました。また、デジタルツールとアナログツールの使い分けも上手く説明しているように思えます。
 効率的な時間の活用を重視し、質の良い情報吸収に努めるとした考え方は、私も同様の考え方を持り、そのように行動しているつもりでしたが、著者ほど徹底した効率的な生き方はできていないと自分自身を見つめ直すきっかけとなりました。

 難しい話はここまでにして、この本から得たことのうち、簡単に活用できることをご紹介しておきましょう。G-mail、グーグルカレンダーなどのインターネット検索エンジンGoogleの提供しているサービスの活用です。
 まず、G-mailですが使用料不要で約6000MBものメール用量があり、メールのタイトルだけでなく、本文の文書を含めて検索できる機能を持っています。ここに自分へ送られてくるメールを転送するようにします。(ほとんどのプロバイダーがメール転送サービスを提供しています。)また、メールを送信する際にはG-mailの自分のアドレスへB.C.C.でメールを送るようにします。このようにすることによって、送受信したすべてのメールの内容を後から簡単に探すことができるようになります。
 次に、グーグルカレンダーですが、こちらはWeb上で使える日程表とお考えになると良いでしょう。会社のパソコンで入力したものが、グーグルカレンダーにログインすることでご自宅でも外出先でも簡単に確認することができます。
 いずれも他の検索エンジン等でも似たようなサービスが提供されていますが、Googleの使い勝手が良いように感じました。

 Google活用以外にも色々なツールや情報の活用・収集方法などが書かれており、空き時間を活用して読む本にお勧めの一冊です。                

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低価格化と小型・軽量化

 日頃持ち歩いているものを見直してみると、10年、20年前では信じられないほど低価格化と小型・軽量化が進んでいることに気づきます。
 まずノートパソコン。20年前にパソコンを鞄に入れて持ち運ぶということは考えられなかったことで、10年前に買った軽量ノートパソコンでも2kgでしたから、技術の進歩に驚きです。また、電子辞書には何冊もの辞書が収録されて250gほど、メモリープレイヤーもたった30g余りなのにCD20~30枚分が収録できるわけですから、いずれも相当な軽量化です。また、価格も信じられないほど安くなっております。

 さて、問題は低価格化です。電子機器の製造技術の進歩によって、小型・軽量化だけでなく低価格化が実現できているのだと思います。このように技術革新によって低価格化が進んでいることは素晴らしいことだと思います。これに対して、単なる価格競争による低価格化には問題があると思います。流通業界が主導していると思われる低価格競争では、過剰なコスト削減から、品質の低下や製品の安全性の低下が生じています。
 安いことが消費者にとって、本当に良いことなのか考え直す時期ではないでしょうか。また、製品の低価格化技術革新で実現すべきもので、コストカットで実現すべきものではないように思います。

 多くの中小企業にとって、納入単価の引き下げは利益の減少やコストの圧縮につながり、低価格競争に足を踏み入れることは貧乏スパイラルに入っていくようなものです。低価格競争は技術改革能力の高く規模の経済性も生かせる大企業の競争戦略でしょう。

 中小企業においては、大企業ではできない行き届いたサービスやニッチ市場に注力することが望ましく、自社の技術的な強み立地条件による優位性を大切にした営業展開が大切ではないのでしょうか。

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